吟醸 如水 [日本酒]
どうも。蓮子です。
以前、福岡県福岡市博多区の 石蔵酒造 へ見学に行きましたが、その際に購入した日本酒 吟醸 如水 (じょすい)を今回、紹介したいと思います。
まず、このお酒の名前ですが、由来は 黒田如水 にちなんでいるそうです。
日本の歴史に詳しい方だと、黒田如水のことをご存じの方もいらっしゃるでしょう。
(私はあまり詳しくない方です…。)
その黒田如水が博多の地にやってきた際、黒田家の御用商人だった 石蔵家 も一緒に博多にやってきたそうです。
※これに関しては簡単ではありますが、こちらの記事を参照して下さい。
さて、この日本酒、ラベル左側に 淡麗辛口 と書かれていますが、公式サイトを拝見すると、「酒質がいくら呑んでも呑み飽きしない淡麗である為、『水の如し』という意味合いもある」と書かれており、どういう味なのか、気になる所です。
では、味わってみたいと思います。
一回目は、豚丼の具を アテ に楽しみたいと思います。
なお アテ とはお酒の 肴 や つまみのことで、言葉の由来は(酒に)あてがう…からきているそうです。
さぁさぁ、うんちく はこれぐらいにして…。
匂いですが、吟醸特有のフルーティーな香りが僅かにします。(微香)
色は、かすかな琥珀色。
ひとくち口に含めると甘い香りが口に広がり、そのまま飲みこむと思ったより喉越しが軽く、舌触りは水のような感じでした。
呑みやすい…といえばそうなんですが、個人的には少々物足りなさを感じました。
アテとお酒を口に含んでも、このお酒はあまり主張することもなく、どちらかというと味の濃いアテの方が全面に出てくるような感じでした。
で・す・が
このままでは引き下がらないのは今までの記事を読んでくださっている方々には と来るものがあるでしょう。
そう、こういう時は 燗 チャンスです。
ぬる燗でチャレンジしてみましたが…。
やはり、味に変化が出て呑みやすくなってる
チャレンジする為に少量だけ ぬる燗 としたので、この日はとりあえず我慢することにしました。
そして、別の日に…。
ホルモン焼き と 熱燗を用意してみました~。
このホルモン焼き。実は、人生が変わる1分間の深イイ話 の「特別グルメ企画!旨イイものスペシャル第二弾」で紹介されたもので、京都 モツ鍋屋 あんこ から購入したものです。
いつも 上ホルモン を狙っているのですが、入荷した直後にすぐに売り切れるので、手元にあるのは、ホルモン のみです。
でも、これでも十分おいしいホルモンなんです。
コラーゲンを多く含んだモツですが、ひとつひとつは結構大きいのですよ。
…おちょことの対比で大きさが分かってもらえるとうれしいな。
これを熱燗にした 如水 と一緒に食べてみるとどうなるのか…。チャレンジです。
今回熱燗なので、暫くの間はおちょこの中のお酒の温度も高めである為、ホルモンと一緒に口に含めると、結構、刺激が強く感じられます。
ただ、不思議なことに、少々こってりな感じのホルモンをお酒が包み込んでくれるのか、口の中はすっきりとした状態のままだったので、少々驚きました。
その後は、ひたすら、ホルモン → お酒 → ホルモン → お酒のエンドレス。
ある程度、お腹がふくれた頃には、おちょこの中のお酒もイイ感じで温度が下がってきてます。
ぐびっと口にすると、冷とは違った呑みやすさに、ついつい頬の筋肉も緩む…というもの。
だいたい二合は入るおちょこもすぐになくなってしまい、今回の饗宴の幕は降りたのでした。
今回のことで思ったのは、この 如水 は、こってりとした料理でも燗にすることで楽しめるのではないか…ということでした。
しかし…。燗の経験は数ヶ月前までは全くなかったのに、最近では、燗で日本酒を楽しむ…という行為が定着しそうな感じです。
人によっては「吟醸を熱燗にするなんて、言語道断!」と言われる方もいらっしゃるかと思いますが、初心者ゆえの冒険心だと、ご理解して頂けると助かります。
では、今回はそろそろ終わりたいと思います。
さて、次回はどういうお話になるんでしょうね。
そろそろ、日本酒を取り扱っている居酒屋で、いくつかの日本酒を飲み比べたりしてみたいですね。
それでは、皆様、ごきげんよう~。
- 吟醸 如水
- アルコール分:15.0度以上16.0度未満
- 原材料名:米、米麹、醸造アルコール
- 精米歩合:55%
- 容量:720ml
- 製造年月:平成21年07月(2009年)
- 製造元:石蔵酒造株式会社
- 京都もつ鍋屋 あんこ
- オフィシャルサイト → http://www.motsunabe-anko.com/
倉重酒店で購入した米菓 [酒屋]
どうも。蓮子です。
倉重酒店 では日本酒などのお酒以外に、おつまみ系の商品も販売しています。
その中で、たまたま購入した商品が非常においしかったので、紹介したいと思います。
それが 竹新製菓株式会社 の ねじれ餅 です。
甘辛く味付けされた煎餅みたいな食べものですが、結構、堅いです。
でも、一口食べると、醤油の香ばしい香りと何とも言えないおいしさに、もう一枚ーと言いたくなります。
もちろん、日本酒のお供にもちょうど良くて、気がつくとあっという間に一袋なくなっちゃうかも…という感じです。
ちなみに、07月27日(月)に私が 4袋も 倉重酒店 で購入したので、品薄状態になっちゃっているかもしれませんよ。
私は福岡県内のスーパーではこの商品は見たことがないので、入手するのは難しいかもしれませんが、もし見かけたら、一度購入されてみては如何でしょうか?
もちろん、私は 倉重酒店 で購入しますけど。
では、今回は短いですが、これにて終わりたいと思います。
皆さん、ごきげんよう~。
- 倉重酒店
- 住所:〒820-0054 福岡県飯塚市伊川535-17
- 電話番号:0948-52-5550
- FAX:0948-24-0651
- 営業時間:09:00~21:00
- 店休日:日曜日 ※中元・歳暮時期は除く
- ブログ:倉重酒店 *筑豊ぱんだblog*
一鳥万宝 [日本酒]
どうも。蓮子です。
今回は 瑞穂菊酒造株式会社 の 一鳥万宝 (いっちょうばんぽう) を紹介したいと思います。
このお酒は 純米酒 で無農薬米で造られた日本酒です。
無農薬米といえば、 「吟のさと 生原酒」と「大地」 で紹介しました 旭菊酒造株式会社 の 純米吟醸 大地 も無農薬米で造られた日本酒でしたが、このお酒の場合、 アイガモ農法 で造られたお米を使っているそうです。
…どうでもいい話ですが、私、アイガモ空きなんですよね。
食べる方じゃなくても、見る方ですけど。
あの、「ぐわぁっ、ぐわぁっ」と何を考えているか分からないけど、プリチーなアイガモを、いつか、がっつりと写真撮ってみたいもんです…。
ん~。さて、まずは袋に入ったままの状態ですー。
突然ですけど、日本酒って紫外線が大敵らしいですね。
ひょっとすると、この袋は光からお酒を守る為のものかもしれませんね。(憶測で言ってます。)
ささ、袋からだしてみましょう~。
瓶の色が茶色なのはやっぱり光を考慮してのことなのかも…ですね。
…と推測していても始まらないので、呑んでみます。
匂いは…あまりしないですね。
味は…ほんのり甘い感じ。やはりアルコールがある程度あるので、喉もとすぎるとカァーと熱く感じます。
純米酒だからでしょうか。少々、刺激的な印象も受けました。
あと、私が日本酒に慣れていないからでしょうから…。
なんか、ちょっと独特な風味がするんですよね。癖があるというか…。
ま、とりあえず、ここで、恒例の日本酒のお供の登場です~。
今回は、カボチャの煮付け…ですが、ちょっと見てくれが悪いですね。
出来てから一晩以上たってるので、もう原型を留めづらい状態になってます。
ですが、味は良いですよ。(私が作ったわけじゃないですが…。)
これを一口食べてから、再度、呑んでみます。
…。
……んー。あまり印象が変わらないような。
これはこれで独特っていうか。
試しに…というのは失礼ですが、ぬる燗にしてチャレンジしてみました。
甘さは増した為、味に変化が出たのは確かなんですが、刺激も強くなって全体的には印象はあまり変わらなかったですね。
なんといいましょうか。
これは予想していなかった展開でした。
ひょっとすると、個性の強い酵母を使われているのかな…とも思ったのですが、今の所、私の知る範囲では分かりませんでした。
単純に初心者の私にはまだまだ呑む時期が早い日本酒だったのかもしれませんね。
まだ残りはたくさんありますので、どう接していけばいいのか試しながら、この出会いを楽しんでみたいと思います。
それでは今回は少々まとまりが悪かったですが、これで終わりたいと思います。
皆様、ごきげんよう~
- 一鳥万宝
- アルコール分:15.0度
- 原材料名:米、米麹
- 精米歩合:59%
- 容量:720ml
- 製造年月:平成21年06月(2009年)
- 製造元:瑞穂菊酒造株式会社
純米・寒北斗 [日本酒]
どうも。蓮子です。
「あれ、何かみたことあるぞ?」
「前回と同じじゃないの?」
…と思われた方、暫しお待ちを。
今回も 玉の井酒造株式会社 の 寒北斗 (かんほくと) ではありますが、前回が 吟醸 であったことに対して、今回は 純米 となります。
純米(酒)とは、その名の通り、 お米だけで造ったお酒 を言い、原料は、米、米麹、水…のみとなります。
一方、吟醸(酒)は、精米歩合60%以下の米、米麹、水、または、醸造アルコール(白米1トンあたり醸造アルコール116.4リットル以下入り(白米重量の10%以下)が添加された日本酒のことを言います。
※精米歩合が60%の場合、40%が削られていることを意味します。
※※デンプン質や糖を含む(サトウキビ等の)穀類を発酵させ、蒸留して造られたエチルアルコール。吟醸香を引き出す為に使われる。
…なんだか、ややこしいですね。
※別の記事で、日本酒の種類とかを近い将来、まとめてみたいと思っています。
さて、裏面を見てみましょう~。
芳醇な香りとコクのある呑みくちを…と書かれていますね。
純米酒…。
実は私、あまり純米酒って好きじゃないんですよ。
なんと言いましょうか…。呑んだ時に感じる、どっしりとした感触と甘さ。
あの感じが苦手でして。
ただ、全く今まで呑んでこなかったわけではありません。
中には比較的呑みやすい純米酒もありました。
さて、今回はどうでしょう。
しつこいようですが、最近、日本酒は食中酒だ…と思っている私ですので、今回もお酒のお供を用意してみました。
なんとまぁ、カロリーが高そうなお供ですね。
…と、言ってても始まらないので、まずは何も口にせずに呑んでみます。
香りは…すがすがしい感じがします。
色は、うっすら、琥珀色。
一口目は甘く感じるのですが、喉を通り越すと胃の辺りがカァーと熱くなり、口の中は少々の刺激と香りが残った状態。
その後、豚串を一口食べて、もう一度お酒を口に含むと、先ほどとは違った やさしい甘さ が口に広がり、料理共々おいしさを感じさせてくれました。
なお、福岡の場合、焼き鳥というと、鶏肉、豚肉、その他いろいろな串焼きのことを意味します。
関東だと串焼きって言われてますけど、福岡育ちの人間は豚の串も 焼き鳥 なんです。
…と話を元に戻しますね。
やはり、料理と一緒にこのお酒を飲むと、料理共々に楽しめますね。
これは私の純米酒に対する認識が変わりそうな予感…。
ある程度、料理とお酒を飲んだ後、次なる試みを行おうと思いました。
それは…。
燗 (かん)です。
またもや登場ですが…。
実は、燗に関してはこの書籍の影響大…なんです。
日本酒は飲んでも、今まで熱燗などは呑んだことがない私。
それは、温めると風味が飛び、甘くなってしまうだけ…という誤った認識を持っていたからなんですが、上記の書籍を読んでみると、そうでもなさそうだ…と思いまして。
実は、とある純米吟醸酒で燗を試してみたことがあるのですが、冷やで飲んだ状態とは異なる味わいと、胸の辺りがじわ~と暖かくなる感じに非常に驚きました。
そういったこともあって、今回のお酒は燗で呑んでみようと思っていました。
ただ、私、燗をつけたことがないので、かなり適当な感じの燗になってしまいましたが、多分、一般的には「ぬる燗」(30~45℃)だと思います。
さて、呑んでみます…。
香りは、甘さが強くなっているように感じます。
ひとくち呑んでみると…。甘みと刺激が増しているように感じるのですが、少しずつお酒の温度が下がってくると、不思議なことに甘さと刺激が落ち着き、呑みやすさが増すのです。
とっくりの中身がなくなる頃には、非常に心地よい感じで純米酒を楽しんでいる自分がいました。
今回、私が感じたのは偶然なことなのかもしれませんが、確かに純米酒を楽しんでいました。
その証拠に、一晩で四合瓶(720ml)の 2/3 は呑んでしまい、その翌日にはすべて呑んでしまったのです。
いやー、なんといいましょうか。
予想以上に楽しませて頂いた純米酒となりました。
個人的には純米酒をただ飲むだけでは苦手でしたが、料理と一緒に呑むことで楽しめることを知り、さらに、燗にした場合に、別の味わいを楽しむことが出来ることを確認出来ました。
なお、個人の趣味や嗜好が人それぞれであるように、日本酒の楽しみ方も人によって様々だと思います。
私の楽しみ方が他の方には受け入れられない場合もあるとは思いますが、何かしらの参考になって、日本酒を楽しんでみよう、または、もっと楽しんでみよう~と思う方が出てくると面白いことだなぁ~と想像(妄想?)しております。
…とまぁ、今回は長くなってしまいましたが、皆さん、如何だったでしょうか?
次回は別の日本酒を紹介出来たら…と思っております。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また~。
- 純米・寒北斗
- アルコール分:15.0度以上16.0度未満
- 原材料名:米、米麹
- 精米歩合:55%
- 容量:720ml
- 製造年月:平成21年06月(2009年)
- 製造元:玉の井酒造株式会社
吟醸・寒北斗 [日本酒]
ども。蓮子です。
先日、倉重酒店を紹介させて頂きましたが、その際に購入した 玉の井酒造株式会社 の
玉の井酒造株式会社は、福岡県嘉麻市大隅町に蔵があり、福岡県飯塚市(私が働いている都市)は隣接しているため、飯塚近辺ではよく呑まれている日本酒だ…と聞いたことがあります。
…とはいえ、私は初めの日本酒。
一体、どういうお酒なんでしょう。
人との出会いは緊張したり、何かドキドキしたり、ちょっと不安になったり…といろいろな感情がわいてきますが、日本酒との出会いも似たような感覚が私にはあります。
さて。
写真ではちょっと分かりづらいですが、わずかに琥珀色のような色合いだと思います。
香りは…。
そうですね、吟醸酒によく言われる何か果物の匂いを連想させるようなフルーティーな感じ。
口に含んでみると、ほんのり甘さが感じられ、香りが口の中に広がります。
そのままゆっくりと飲み込むと、すっきりとしたのど越しで、胃の辺りに来ると、じわ~と熱くなるような感じを受けました。
この後、ふと感じたことは、若干ではありますが、舌にのっぺりと味が残るような感じを受けましたが、全体的には呑みやすい日本酒だな…と思いました。
このまま日本酒だけを楽しむのもアリなんですが、個人的に日本酒は 食中酒 だと思っていますので、何かないかと冷蔵庫をあさってみます。
ごそごそ…。
…ぉっ。
株式会社加ト吉 の
これ、冷凍食品なんですけど、結構おいしいんです。
以前、同社の「ごっつい旨い お好み焼」というのを試しに食べた時、思っていた以上においしかったので、それがきっかけで、たまに購入している商品です。
さすがにこのままでは食べられないので、電子レンジで温めます。
待つこと、数分…。
さぁ、準備が整いました~。
温めた直後はちょっと熱いですが、丸ごと一個を口にいれ、ハフハフしながら食べた後、吟醸・寒北斗を呑むと、先ほどとは違った味わいを感じさせてくれます。
なんていいましょうか…。
ありがちではあるんですが、たこ焼きの味を否定せずむしろ強調してくれて、でも、お酒の存在もきちんとアピールしている…。
こんな文章ではなかなか伝わらないと思いますが お気に入りの料理と一緒に呑むと、さらに食事を楽しませてくれる日本酒であることは間違いないと思います。
…もし、気になった方や購入されたい方であれば、 玉の井酒造株式会社 のサイトに取り扱っている酒店の一覧があるので、ご確認の上、購入されては如何でしょうか?
最寄りに取り扱っている酒店がない場合は、 倉重酒店 にて、吟醸酒も含めた各種寒北斗(純米酒、純米吟醸酒…等、いろいろと種類があります。)がありますので、まずは電話などで連絡を取ってみるといいのではないでしょうか?
それでは、今回はこのあたりで終わりたいと思います。
少しでも皆様の興味が惹けたら幸いです。
では、また~。
- 吟醸・寒北斗
- アルコール分:16.0度以上17.0度未満
- 原材料名:米、米麹、醸造アルコール
- 精米歩合:50%
- 容量:720ml
- 製造年月:平成21年06月(2009年)
- 製造元:玉の井酒造株式会社
- 倉重酒店
- 住所:〒820-0054 福岡県飯塚市伊川535-17
- 電話番号:0948-52-5550
- FAX:0948-24-0651
- 営業時間:09:00~21:00
- 店休日:日曜日 ※中元・歳暮時期は除く
- ブログ:倉重酒店 *筑豊ぱんだblog*
邪道…なのかもしれないけど [雑談]
どうも。蓮子です。
上記の写真は 味噌汁 です。
何故、味噌汁…と思われた方、少々お待ち下さいませ。
私、米 が大好きなんですが、味噌汁 も同じぐらい好きなんです。
ただ、なかなか「美味しい!」と思える 味噌 との出会いって無いんですよね。
それがある日、お袋(母親)が造った味噌汁を飲んだら、結構美味しくてですね。
どんな味噌を使ったのか確認してみると…。
市販されている二つの味噌を ブレンド していたのです。
このことをある日、ふと思い出して、日本酒でも同じことが可能なのかなぁーと思いました。
ですが
それぞれの日本酒は、それぞれの蔵元で大切に造られて販売されているわけですから、他の日本酒と ブレンド すること自体、邪道でやるべきことではないのかもしれませんが…。
…ただ、私の愛読書「もやしもん」 5巻
に、日吉酒店のご隠居の日吉爺さんの特製ブレンド日本酒が出ており、昔の酒屋は樽から日本酒を量り売りしていた関係で(樽の木の香りが日本酒に移って味も変わる為)新しく仕入れた日本酒を足すことで、絶妙な味を酒屋は自ら考え作り出していた…という話が展開されています。
もし、これが本当であるなら、ブレンドすることは邪道ではないのかもしれません。
ブレンドに関しては、いつか、酒店の方や蔵元の方に質問してみたいですね。…怒られそうでちょっと怖いけど。
…というわけではないのですが、実はすでにブレンドやってみたりしました。
それは、先日紹介しました、旭菊酒造株式会社の純米吟醸 大地 と、株式会社 喜多屋の純米吟醸 吟のさと 生原酒 です。
このお酒、タイプが異なっていたこともあり、「ひょっとしたら、ブレンドすると違った味わいになるのかな?」と好奇心が抑えられずに、ブレンドしてみました。
ブレンドの割合としては、吟のさとが1に対して、大地が2でチャレンジしてみました。
…すると、あら びっくり。
全体的に呑みやすくなったのですが、吟のさと のパンチ力も失っておらず、お互いのお酒の良さが上手に出ているなぁ~という印象を受けました。
この時はたまたま思ったような結果になっただけかもしれませんが、個人的には日本酒の面白さを一つ知ったような気がしました。
日本酒の面白さ…といえば、もう一つ、知ったことがありました。
熱燗 なんですが、これは話が変わりますので、また別の機会に記事をとしてまとめてみたいと思います。
…ということで、今回はここまでにしたいと思います。
それでは、また~。
呑み続けることで… [雑談]
ども。蓮子です。
今日は、日本酒の話ではないですが、ちょっとだけお付き合い下さいませ。
学生の頃に知り合った友人がワインが好きで、20歳代の頃はよくワインを飲んでいました。
その時に飲まされたのが「シュワルツ・カッツ」。
何せ15年以上前の話なので、詳細な商品名は忘れてしまいました。
黒猫のイラストが描かれたワインですが、割と見かけるワインなのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて。
このシュワルツ・カッツ、初めて呑む前に友人から「これ、甘いから呑みやすいよ」と言われて、それを信じて呑んでみたら私には酸っぱく感じて、とても甘いなんて思えませんでした。
「ワインは合わないなぁー」と思ったのですが、友人と会う度のこのワインを呑んでいたので、いつの頃からか本当に甘く感じるようになり、ある時期からは確かに「甘い」と思うようになったから不思議ですね。
何故、この話を記事にしたかというと、日本酒も同じなのかなーって最近思いまして。
にも書かれていたのですが、日本酒を旨いと感じられない人でも呑んでいるうちに感覚レセプター(食べ物や飲み物の香味を感知する受容器)の発達が進んで日本酒好きになる可能性がある…と思ってまして。
日本酒はお米から造られているので、お米も毎日食べていると日本酒の感じ方も変化があるのかもしれませんね。
その逆が成り立つのかは分からないですけど。
…ということで、ちょっとグダグダな感じですが、今回はこれにて終わりたいと思います。
それでは、また~。
大吟醸 [日本酒]
ども。蓮子です。
今回は以前見学でお伺いした 浜地酒造株式会社 で購入した日本酒「大吟醸」を紹介したいと思います。
見学した際、売店の方にお話を聞いた際、この日本酒を勧めてもらったこともあり購入してみました。
グラスに少しそそいで見ると、うっすら琥珀色をしていて、甘い香りがしました。
口に含めると甘い感じがしましたが、胃の辺りにお酒が流れると、カァーと熱く感じられました。
300ml ということもあり、グラスで飲んでいるとすぐに飲み終えた…という感じでしたが、ちょっと日本酒が飲んでみたい…という方にはちょうど良い量なのかもしれませんね。
…ということで、今回は短いですが、これにて終了したいと思います。
それでは、また~。
- 大吟醸
- アルコール分:15.0度以上16.0度未満
- 原材料名:米、米麹、醸造アルコール
- 容量:300ml
タグ:日本酒
倉重酒店(その1) [酒屋]
ども。蓮子です。
今回は、最近お邪魔するようになった酒店(福岡県飯塚市伊川)倉重酒店を紹介したいと思います。
2009年07月15日(水)、いつものように帰宅する際、ふと気になる看板が目に入りました。
それが上記の写真なんですが、最初は「酒店」という文字しか目に入らず、しかも、通り過ぎてしまったのです。
一瞬、そのまま帰宅しようかな…と思ったんですが、何だか気になったので、すぐUターンしてお店へ向かいました。
ちょっとドキドキしながら、お店の中に入ると、まず、木材の香り(木の香り)がしました。
そして、日本酒が置いていないかなぁーと店内を物色すると…。
おぉぉー。置いてあったー
さらに…。
おぉぉぉっ。こちらにも日本酒がずらーりーと。
…言うまでもなく、私のテンションが上がったわけです。
その後、店長さんに声をかけ、
- 看板が目に入って、お邪魔したこと
- 漫画「もやしもん」の影響で、ちょっと前から日本酒に興味を持ち始めたこと
- 日本酒を多く取り扱っている酒店さんを探していたこと
- 最近、ブログを始めたこと
営業終了間際(20時45分ぐらい?)にお邪魔したにも関わらず、店長さんは嫌な顔もせず、私の話に笑顔で応対して頂きました。
そして、お話の流れで日本酒を 1本紹介してもらったのですが、それがこれになります。
玉の井酒造株式会社の
福岡県嘉麻市の蔵元さんが造られたお酒で、第26回 全国酒類コンクール 吟醸・大吟醸酒部門で、
倉重酒店さんでは、日本酒以外にも、焼酎やワイン、梅酒、みりん等の調味料、はたまた、おつまみとかも取り扱っているのですが、日本酒がよく売れている…と店長さんがおっしゃっていました。
多分、地元のお酒…ということで近所の皆さんも福岡のお酒を購入される方が多いんだろうなぁ~と思いました。
私自身、このお酒の名前は耳にしていたのですが、店長さんのお薦めでもあったので、購入させて頂きました。
★このお酒については、後日、記事としてアップ予定です。
購入する際、「出来れば、日本酒用のおちょこはないですかね?」と尋ねてみると、「それなら…」と店長さんがこれを出してくれました。
「
▲店長さんからご指摘頂きましたので、訂正させて頂きます。 m(_ _)m
自分から言い出しこととは言え、申し訳ないと思いつつ、また、このお店で日本酒を買わせてもらおうと、密かに心の中で誓いました。
…そうこうしているうちに、時計は21時を過ぎてしまったので、これ以上は長いは出来ないと思ったのですが、会計の際に、ふと目にとまる物がありました。
テレビでも紹介されたことがあるそうで、私はご飯にかけたらおいしそうだな…と瞬間的に思ったので、これも一緒に購入させて頂きました。
そのまま嘗めると少々甘いですが、ご飯との相性はバッチグーです!
会計後に、またお話を伺った所、元々このお店は道路を挟んだ向かい側にあった店舗から引っ越してきたそうで、去年(2008年)の11月30日からお店は開いていたそうです。
…実は前店舗のことは気になっていたのですが、一度も行ったことはなく…。
私、半年以上、お店の存在に気づいていなかったわけですが、今回ご縁を頂けたので、もう一つお世話になる酒店が増えました。ありがとうございますー。
▲ちょくちょくお邪魔させて頂こう…と思ったのは言うまでもありません。
なお、お店を出る前に、店長さんから名刺を頂きました。
名刺を拝見して気づいたのは、1974年からお店を開いていた…ということでした。
なんと、私が生まれて数年後にはお店があったわけですね。びっくりです。
…という感じで、今回はここまでになりますが、あまりお店の中や外観を撮影できていなかったので、後日、お店にお伺いした際に取り扱っている日本酒の種類とかおつまみとかもチェックしてみたいと思います。
- 倉重酒店
- 住所:〒820-0054 福岡県飯塚市伊川535-17
- 電話番号:0948-52-5550
- FAX:0948-24-0651
- 営業時間:09:00~21:00
- 店休日:日曜日 ※中元・歳暮時期は除く
- ブログ:倉重酒店 *筑豊ぱんだblog*
…ぁ、そうだ。
このお店では、全国への配送も行っているそうです。
もし、気になる日本酒などがあったら、まずはお電話してみるといいかも…です。
それでは最後までお読み頂き、ありがとうございました。
では、また~。
「吟のさと 生原酒」と「大地」 [日本酒]
ども。蓮子です。
前回は、久山酒店を簡単に紹介しましたが、お店を訪れた際に購入した日本酒を 2本、紹介させてもらおうと思います。
私はこのブログを始める前は、和歌山や佐賀、長野等の日本酒を購入していました。
…が、自分が生まれ育った福岡県の日本酒はあまり知らないなぁーと思ってからは、意識して福岡県のお酒を購入するようになりました。
今回、久山酒店の店長さんに「福岡の日本酒で、1500円ぐらいの吟醸酒で何かありますか?」と訪ねた所、最初に紹介して頂いたのが旭菊酒造株式会社の純米吟醸 大地です。
もう 1本の日本酒は株式会社 喜多屋の純米吟醸 吟のさと 生原酒です。
このお酒は、九州沖縄農業研究センターで開発された「吟のさと」という酒造好適米で造られており、実は私、数ヶ月前からこのお米のことは知っていたので、酒店で見つけた時は「ぉ、やっと発売ですね」と一人喜んでしまいました。
さて、表だけというのもちょっと寂しいので、裏側を見てみましょう~。
作り手のこだわりが伝わってくるような内容ですね。
こちらは酒米の紹介や、酒造りに参加された方の写真が表示されており、「大地」とは違った作り手のこだわりを感じさせてくれます。
さて、肝心のお味ですが…。
まずは、「吟のさと 生原酒」から呑んでみました。
うっすらと色がついて(この色は琥珀色っていうんでしょうか?)いて、香りは爽やか。
一口、口に含んだ感じでは、ほんのり甘さを感じます。
その後、舌の上で転がすように空気を吸い込むと、新酒&生原酒ということもあるんでしょうか、口に含んだ後、荒々しい匂いが鼻を通り過ぎる前に口の中に広がって、思わずむせてしまいました。
きき酒なんて、やり方もあまり知らないのに真似するもんだから、失敗しちゃったんですね、私。
何とかこらえた後、お酒が喉を通りすぎた後に、かぁーと熱くなり、何度か呑んでいると辛めだなぁ~と思うようになりました。
火入れをしていない生原酒である為、少々癖も感じられますが、新しいお米での日本酒造りはこれからも非常に楽しみにだな~と思わずにはいられませんでした。
一方、「大地」ですが、「吟のさと 生原酒」の刺激が強かった為か、一口、口に含んだ時はあまりにもすんなり口から喉に通り過ぎてしまい、何だか、物足りなさを感じました。
ただ、このお酒も何度か口にしている内に、私の認識は変わりました。
「このお酒はとても丁寧に仕上げられているんだ」…と。
匂いや味が強く主張するわけではないんですが、さぁーと体に入っていく日本酒というのは、昔ながらの日本酒が苦手な人でも飲めそうな印象を受けます。(呑みやすかったです。)
この後は、料理を食べながらそれぞれのお酒を楽しみましたが、それぞれに特徴が異なる為、楽しみながら食事が出来ました。
揚げたてのとんかつをハフハフいいながら、冷えた日本酒と一緒に胃の中に収まる様は幸せの時です。
ところで、今回は食べ物で 1点、紹介しておきたい料理があります。
私は、鳥のタタキが結構好きなんですが、東京で働いてた時もおいしいタタキには巡り会ったことありますが、トータル的に、今まで食べて一番おいしいと感じたのは、これです
地どりの盛正というお店で売られているタタキでして、なんど食べても飽きません。
休みの日は早めにお店にいかないと売り切れになっていたりするので注意が必要です。
上記 2つの日本酒と一緒に食べるとおいしさアップ
お店に電話をかければ全国発送してくれるそうなので、気になる方はとりあえず電話して確認してみてはいかがでしょうか?
092-607-3631
このサイズで 2~ 3人前…だったかな。値段は…ちょっと忘れてしまいましたが、1000円以下だったような…。
今度、確認しておきます。
他には、からあげや手羽先、胸肉等(鍋料理で使うと非常においしい)も販売しています。
これは鶏肉の塩焼きですが、お酒のおつまみにはたまらなくおいしい一品です。
量を間違ってお願いしちゃった為、お皿に山盛り状態です。
ちょっと堅いかもしれませんが、噛んでいる内に鶏肉のうまみが口中に…。あぁぁ、たまらん。
…という感じで 2本の福岡の日本酒を紹介させて頂きましたが、如何でしょうか?
最後の方は、鶏のタタキの紹介になっていましたが、個人的には日本酒は食中酒として楽しむのが気に入っているので、今後もおいしいと思う料理も紹介していきたいなぁーと思っております。
(あまり知らないので、多くは紹介出来ないと思いますが…。)
では、今回は少々長くなっているので、このあたりで終了したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
では、また~。