上喜元 からくち ぷらす12 特別純米・花冷 [日本酒]
どうも。蓮子です。
前回 は、酒田酒造株式会社 (山形県酒田市)の 上喜元 からくち ぷらす12 特別純米 を 冷や (常温)でチャレンジしてみましたが、思いのほか呑みやすい日本酒であることに驚きました。
今回は、 花冷え (10度ぐらいの冷えた状態)でチャレンジしてみたいと思いますが、さて、冷え(常温)との違いはどういったものなんでしょうね?
用意したアテ(つまみ)は、 地どりのタタキ です。
「吟のさと 生原酒」と「大地」 で紹介させてもらった料理ですが、これがなかなかに おいしい のです。
この他にもいくつかの料理がありますが、まずはタタキからですね。
お酒の色は 少し琥珀色がかかっている状態 で、匂いは 甘さ控えめで清々しい香りです。
まずは、そのままでお酒を利いてみますが、雑味はほとんど感じられるすっきりとした風味です。
そのまま呑む込むと、喉を過ぎて暫くの後に、喉から胸にかけてカァーと熱く感じられます。
その後、タタキを何枚かタレにつきけてお酒と共に味わってみましたが、肉のうまみはそのままで、すっきりとした後味は何とも言えません。
ですので、ついつい料理に手が伸びてしまいますね。
次は、ヤズのお刺身です。
手前は醤油になりますが、これは たまり醤油 といって、甘い醤油なんです。
福岡や九州の他の県では、刺身を食べる時、この たまり醤油 につけて食べるのですが、関東等の方は知らない方も結構いらっしゃるようですね。
個人的には カンパチ や ブリ が好きなんですが、たまたま ヤズ の切り身が自宅近所のスーパーで比較的安く売られていたこともあり買ってみました。
見た目は濃いですが甘い味付けの醤油で、どちらかというとこってりした…感じです。
関東で働いていた時、たまり醤油にあまりなじみのない方々に勧めたことがあったので、ほとんどの人はこの醤油に刺身をつけて食べた時に「甘い!」と言われるんですが、何度か食べている内に「これはこれでおいしいね」と好意的な感想を持ってくれる方が、割と多かった…と記憶してます。
これに刺身を絡ませお酒と一緒に味わっても、刺身の味わいは損なわれず、すっきりと頂けました。
何枚か刺身を頂いた後は、数日前に作ってもらった かぼちゃの煮付け です。
厚揚げや天ぷら(魚類の練り物。厳密には違うけど、薩摩揚げのようなもの。)が入っていてちょっと邪道な感じがするかもしれませんが、これはこれでおいしいですよ。
最近は、かぼちゃの煮付け や 五目ひじき、きんぴらごぼう に 豆腐 など、齢を重ねてきた…ということもあると思うんですが、日本酒に合う日本食を比較的好むようになってきましたね。
だから、よく味が染みこんだかぼちゃをつまみ上げると、ついつい頬が緩みますね。
これに日本酒が手元にあるわけですから、ますます箸が進むわけですよ。
…と気がつけば酔いも結構まわり、お酒もなくなってしまったわけですが、 上喜元 からくち ぷらす12 特別純米 は本当にいろいろな料理に合う日本酒だと思いました。
今回も 燗酒 にチャレンジする前にお酒がなくなってしまいました。
ですので、機会があればまたこのお酒を購入して、 ぬる燗 や 燗冷まし にもチャレンジしてみたいなぁ~と思います。
それでは、今回はここまでとなります。
次回更新まで、皆さん、ご機嫌よう~
- 上喜元 からくち ぷらす12 特別純米
- 原材料名:米、米麹
- アルコール分:16度以上17度未満
- 精米歩合:55%
- 日本酒度:+12.0
- 容量:720ml
- 製造元:酒田酒造株式会社
- 酒田酒造株式会社
- 住所:〒998-0037 山形県酒田市日吉町2-3-25
- 電話:0234-22-1541
- FAX:0234-22-1542