寒北斗 純米・燗酒 [日本酒]
どうも。蓮子です。
先日、 玉の井酒造株式会社 の公式サイトを拝見させてもらった時に知ったのですが…。
なんと
全日本国際酒類振興会主催【2009年秋季(第29回)全国酒類コンクール上海】において、 寒北斗が上位に入賞 したそうです。
- 寒北斗 純米 … 純米酒部門 第2位
- 寒北斗 吟醸 … 吟醸・大吟醸酒部門 第3位
- 寒北斗 純米吟醸 … 純米吟醸・純米大吟醸酒部門 第2位
詳細は、公式サイトの 新着情報 (2009年11月04日)を 見て頂くとして、このコンクールは、平成元年より 日本酒の素晴らしさを海外に紹介することも目的 に開始されたそうです。
そして、2002年春から年二回開催されるようになり、毎年平均300点ものも銘柄が全国より出品されるそうです。
審査は銘柄を伏せた状態で行われる ブラインドテイスティング という方式で実施され、
- 色択&香り … 5点
- 味わい … 5点
- 個性点 … 1点
いやー、素晴らしい限りです。
このニュースを知ったから…というわけではないのですが、2009年秋に販売中の 寒北斗 純米 を ぬる燗 (40度前後)にすると、 かなり美味しい ということが、ここ数ヶ月の経験で分かったので、度々、呑んでいたりします。
撮影した時は、熱燗(50度前後)まで温めてみましたが、それ以降は、容器から徳利を外して、チビチビとお猪口で愉しみました。
さて、今回のアテ(つまみ)は、 煮豚 になります。
脂身の少ない豚肉を、じゃがいも や 大根、たまご等と一緒煮込んだ料理です。
熱燗の時はお酒の香りや味が強いのですが、じょじょに温度が下がっていくと、この料理との相性も際だってきます。
特に、ぬる燗ぐらいの温度帯になった時に、甘ーく煮付けた大根との相性は、 抜群
試したことはないのですが、きっと すき焼き や モツ鍋 等、甘いお鍋 や 味付けが濃い料理に、とっても合うのではないか…と想像しています。
あまり何も考えずにゆる燗の温度帯で料理とお酒を愉しんでいると、時が経つのを忘れ、やさしくお酒に温められた体が ぽわ~ とした感覚になるんですよ。
秋から冬にかけて、冷やした状態で愉しむのもいいですが、ゆっくりとこのお酒を愉しみたいのであれば、ぜひとも 燗酒 で愉しまれることをオススメします
…ということで、今回はここまでとなります。
寒さも増しておりますので どうぞ 皆様、風邪などには気をつけて日々の生活を送られますようお祈りしております。
それでは、次回更新まで、皆様、ご機嫌よう~
- 寒北斗 純米
- 原材料名:米、米麹
- アルコール分:15度以上16度未満
- 原料米:麹米 山田錦、掛米:夢一献
- 精米歩合:55%
- 酸度:1.3
- 日本酒度:+3.5
- 玉の井酒造株式会社
- 住所:〒820-0302 福岡県嘉穂氏大隅町1036-1
- 電話番号:0948-57-0009
- FAX:0948-57-0023
- 公式サイト:http://kanhokuto.com/index.html
鷹来屋 五代目 辛口 特別純米酒・燗酒 [日本酒]
どうも。蓮子です。
うらの酒店(その4) の最後の方でちょっとだけ触れていた日本酒について紹介したいと思います。
浜嶋酒造 の 鷹来屋 五代目 辛口 特別純米酒 です。
燗酒にするとおいしい…と、うらの酒店 四代目店長さんから聞いてましたので、今回は、いきなり燗酒にチャレンジしたいと思います。
通常は、冷え(常温)、花冷え(10度前後)…という流れでチャレンジしております。
では、早速、湯煎する為に、徳利へお酒を注ぎます…。
待つこと数分。
酒かん計で のみごろ ライン(熱燗レベル)となったので、今回はここで温めるのを止めておきます。
色を確認する為に、まずは、利き猪口へお酒を注ぎます…。
ほとんど無色に近いですね。ツンとした香りが鼻孔をくすぐります。
ひとくち呑んでみましたが、少々辛みは感じますけど、ほんのりとした甘さも感じられ、とても呑みやすいお酒だと思いました。
さて、今回のアテ(つまみ)は、 鶏のからあげ になります。
これは、 うらの酒店(その2)・おまけ でも紹介しました からあげ じろ吉 の からあげ です。
今回はお店で揚げてもらったのではなくて、生肉をお店で購入し、自宅で揚げております。
カラっと揚がった からあげ(ダジャレじゃないですよ。)は、私の大好物でもあるので、これだけでも生唾を飲み込みそうになります。
ひとくち噛むと、口の中に肉汁が じゅわぁ~ と溢れ出すので、思わず笑みがこぼれます。
この後、お酒を呑んでみると、口の中の脂っぽさはお酒がサ~と流し、でも、お肉の美味しさはそのまま…と、いつもながら丁寧に作られた日本酒というのは、本当に料理を引き立てる名人ですね。
もう、ひたすらに からあげ と お酒を愉しむだけの時間が過ぎていったのでした。
あー、おいしかった
ごちそうさまでした。
一通り食べ終わった後、もうちょっと呑みたいなぁ~と思ったのですが、すでに湯煎の容器の中は冷えてしまっており、燗酒には利用できそうもなかったので、冷え(常温)まま、ひとくち呑んでみました。
ぉぉ、これは
と、つい声が出てしまいました。
このお酒は熱燗でも十分おいしいのですが、個人的には、常温でもかなりおいしい…と思ったのです。
辛口…とはなっていますが、すっきりとした喉越しで、単純においしい…と思えるのは、そうあるものでありません。
こうなると、もう一本購入して、今度は、常温から試したくなる…というものです。
いやー、鷹来屋。本当においしい日本酒だと思います。
11月上旬に発売された鷹来屋の新しいお酒にも期待しちゃいますね。
…ということで、今回はここまでとなります。
次回は…。そうですね。
福岡の あの日本酒 が、また賞を獲得したそうです。
すでに、本ブログでは紹介済みではありますが、そのお酒をもう一度取り上げてみたいと思います。
それでは、皆様。次回更新まで、ご機嫌よう~
- 鷹来屋 五代目 辛口 特別純米酒
- 原材料名:米、米麹
- アルコール分:16度
- 原料米:山田錦・自家栽培レイホウ
- 精米歩合:麹50%掛米55%
- 使用酵母:協会 9号
- 酸度:1.4
- 日本酒度合:+10
- 浜嶋酒造合資会社
- 住所:〒879-6643 大分県豊後大野市緒方町下自在381
- 電話番号:0974-42-2216
- FAX:0974-42-3090
- 公式サイト:http://www.takakiya.co.jp/
- からあげ じろ吉
- 住所:福岡県行橋市行事7-3-13
- 電話番号:0930-24-9090
- 営業時間:11:30~14:00、16:00~22:00
鍋島 Harvest Moon 辛口 純米酒 ひやおろし・燗酒 [日本酒]
どうも。蓮子です。
11月に入って寒さも少しずつ増していますが、仕事の方も忙しさが増している為、更新が滞りがちで申し訳ないです。
さて、 前回 に引き続き、 富久千代酒造 の 鍋島 Harvest Moon 辛口 純米酒 ひやおろし なりますが、今回は、燗酒にチャレンジとなります。
酒かん計をぼーと眺めていたら、いつまにか 上燗(45度前後) に。
慌てて、容器から徳利を出します。
利き徳利にさっとお酒を注いで…。
うっすらと色がついているような感じもしますが、ほとんど色がついていないように見えます。
香りも、ほのかに清々しさを感じます。
ひとくち呑んでみると、さらっとして呑みやすいお酒ですが、あとから少々辛さも感じましたね。
さて、今回のアテ(つまみ)は エビチリ になります。
最初にひとくち食べてみたのですが、味付けが思ったほど濃くないせいか、少々エビの生臭さが感じられました。
次にエビチリを食べた後にお酒を呑んでみましたが、エビの生臭さをお酒の風味が包んでくれるので、あっさりとした後味になります。
少々辛めの料理に辛めのお酒。相性がいいですね。
お酒も時間が経つにつれて温度が下がりますが、その分呑みやすさも増すような気がしました。
一通り呑み終えた後に思ったことは、このお酒は 冷え(常温) や ぬる燗(40度前後)がよりおいしく感じられる温度帯なのかもしれませんね。
それを試す前にお酒がなくなってしまったのは残念ではありますが、いろいろな温度帯で味わおうと思うと、四合瓶では足りない場合もありますよね。
…ということで、今回はここまでとなります。
それでは皆様。体調にはくれぐれもご注意くださいませ。私も気をつけますので。
次回更新まで、ご機嫌よう~
- 鍋島 Harvest Moon 辛口 純米酒 ひやおろし
- 原材料名:米、米麹
- アルコール分: 15度
- 使用米:山田錦100%
- 精米歩合:65%
- 日本酒度:+9
- 容量:720ml
- 杜氏:飯盛 直喜
- 富久千代酒造合資会社
- 住所:佐賀県鹿島市浜町1244-1
- 電話:0954-62-3727
鍋島 Harvest Moon 辛口 純米酒 ひやおろし・花冷え [日本酒]
どうも。蓮子です。
少々、記事としてアップするのが遅くなってしまいましたが…。
今回は、富久千代酒造 の 鍋島 Harvest Moon 辛口 純米酒 ひやおろし にチャレンジしてみたいと思います。
このお酒は以前、 第15回 地酒を楽しむ会「鍋島の会」 で体験済みではあるのですが、 じっっくりと味わってみたかったので別途購入しました。
ですので、花冷え(10度前後)の状態でのチャレンジとなります。
夏の間、ひんやりとした蔵で熟成された日本酒が ひやおろし になりますが、どういう味わいなのか。
改めて、楽しみですね。
さて、利き猪口で色を確認してみると、うっすらとした琥珀色に見えました。
鼻を近づけると、僅かに凜とした香りを感じました。
ひとくち呑んでみると、すっきりとした口当たりで呑みやすい日本酒だなぁ~と思いました。
さて、今回のアテ(つまみ)ですが…。
アジが手に入ったので、初めてですが、 なめろう を作ってみました。
一応、ネットで調理方法等は確認してましたけど、実際、作ってみるとなかなか思ったようにはいかないですね。
正直、お世辞にも上手に作れた…とは言いがたいのですが、まぁ、自分が食べるので良しとしましょう。
味噌ベースの味付けされた なめろう をひとくち食べた後に、お酒を呑んでみると…。
元々、味噌の風味が強く感じられる食べ物ですが、お酒のすっきりさが働いて、お魚自体の味わいも増して、愉しく頂けますね。
少々、量を作りすぎたこともあって、暫くは なめろう オンリーでお酒を愉しんでいましたが、もうちょっと別の味わいも欲しくなったので、もう一品、用意してみました。
つぼだい になります。
ほんのり甘くあじつけされており、コンロで焼くことでおいしさが増します。
適当にほぐして身を食べつつ、お酒を呑んでみますが…。
お魚の甘さはそのままに、余分な甘さはお酒のすっきりさでカバーしてくれるので、料理を愉しみつつ、お酒も愉しめますね。
ごちそうさまでした
…ということで、今回はここまでとなります。
次回ですが、燗酒にチャレンジしてみたいと思います。
それでは皆様。次回更新まで、ご機嫌よう~
- 鍋島 Harvest Moon 辛口 純米酒 ひやおろし
- 原材料名:米、米麹
- アルコール分: 15度
- 使用米:山田錦100%
- 精米歩合:65%
- 日本酒度:+9
- 容量:720ml
- 杜氏:飯盛 直喜
- 富久千代酒造合資会社
- 住所:佐賀県鹿島市浜町1244-1
- 電話:0954-62-3727
鷹来屋 五代目 純米吟醸 若水 ひやおろし・燗酒 [日本酒]
どうも。蓮子です。
前回 に引き続き、 浜嶋酒造 の 鷹来屋 五代目 純米吟醸 若水 ひやおろし を紹介したいと思います。
今回は、 燗酒 にチャレンジしてみたいと思います。
燗酒も各温度帯で名称が異なるのは過去に紹介済みですが、ざっと挙げますと…。
日向燗(33度前後)、人肌燗(37度前後)、ぬる燗(40度前後)、上燗(45度前後)、熱燗(50度前後)、飛び切り燗(55度前後)
…といった感じになります。
今回、酒かん計が指し示しているのは57度ぐらいになりますので、 飛び切り燗 ということになりますね。
そこまで温度を上げて呑みたい…というわけではなくて、私が湯煎する際にあまり考えずに、80~90度近いお湯を容器に入れて、そこに徳利を入れてしまうせいで、テレビを見てるとここまで温度が上がってしまうことがよくあるんですよね。
ですので、もうちょっとお湯の温度を低めにして、じっくりと温度が上がるように湯煎の仕方もコツを覚えないといけないですね。精進してみます。
…ということで、かなり熱くなった日本酒を利き猪口に注いでみます。
利き猪口を鼻に近づけると、ツンとした強い香りがします。
色は、ほんのとりと琥珀色ですね。
ひとくち呑んでみると、ちょっとだけ甘さが増した感じを受けます。
それ以上に温められたことにより風味が強くなっていますね。
ただ、温度帯が変わっても、呑みやすさはあまり変わらないような印象を受けました。
さて、今回のアテ(つまみ)は二つありますが、まずは、 鶏の照り焼き です。
お肉の下には、さっと茹でたもやしをひいてます。
お肉を先に頂いた後に、お酒を呑んでみると…。
日本酒の風味が強くなっている為、甘いタレよりもお酒のアピールが若干強く感じられますね。
風味が強くなった分、後味はすっきりとした感じとなります。
しばらく照り焼きとお酒を愉しんだ後は、もう一つのアテ(つまみ)である ゴボウのきんぴら にチャレンジしてみたいと思います。
まず先にひとくち食べて、それからお酒を呑んでみると…。
元々、辛めに味付けされたきんぴらが、お酒の辛さと相まって更に辛みが増すような感じを受けました。
…とはいえ、私は辛い食べ物にはあまり得意ではないので、少しきんぴらをつついた後にお酒を呑んで、「辛い~」と言いながら、暫くテレビを見たり、水を飲んだりして、再び食べ+呑み…といった感じとなりました。
最後にコメントすることではないですが、こういうお酒は ぬる燗 程度の温度帯でまず愉しんでみて、それから少しずつ温度帯を上げていきながら、それぞれの味わいを愉しんだ方がいいのかもしれませんね。
…ということで、今回はここまでとなります。
次回はどういう内容になるのか。少しでもご期待に添えられればなぁ~と常に思っております。
それでは皆様、ご機嫌よう~
- 鷹来屋 五代目 純米吟醸 若水 ひやおろし
- 原材料名:米、米麹
- アルコール分:16.5度
- 原料米:山田錦・自家栽培若水
- 精米歩合:麹50%掛米55%
- 使用酵母:協会 9号
- 酸度:1.4
- 日本酒度合:+4
- 浜嶋酒造合資会社
- 住所:〒879-6643 大分県豊後大野市緒方町下自在381
- 電話番号:0974-42-2216
- FAX:0974-42-3090
- 公式サイト:http://www.takakiya.co.jp/
鷹来屋 五代目 純米吟醸 若水 ひやおろし・花冷え [日本酒]
どうも。蓮子です。
暫くの間、九州以外の日本酒ばかりを紹介していたので、今回は大分県の日本酒を紹介したいと思います。
浜嶋酒造 の 鷹来屋 五代目 純米吟醸 若水 ひやおろし です。
浜嶋酒造 は、以前、 鷹来屋 五代目 特別純米酒 を紹介しましたが、なかなか好印象な日本酒でした。
さて、今回は ひやおろし となりますが、どういった味わいなんでしょうか。
楽しみですね。
では、冷蔵庫で冷やした状態、つまり、花冷え(10度前後)のお酒を利き猪口に注ぎます。
うっすらと琥珀色をしており、匂いはああまり感じられませんでした。
ひとくち呑んでみると、わずかに甘く、そして、すっきりとした味わいでした。
非常に呑みやすい日本酒で、 初心者向け にオススメだと思います。
さて、今回のアテ(つまみ)は、 お好み焼き となります。
余談ですが、我が家では、お好み焼きはご飯のおかずとして食卓に上がります。
ご飯のおかずにお好み焼きなんてあり得ない
…という方も多いかと思いますが、ソースのこってりとした味付けがおかずになる人たちもいるんだ..と思って頂けると幸いです。
では、お酒と共に食べて見ますと…。
ソースのこってりした感じがお酒の風味で抑えられ、さっぱりとした後味となりますね。
そういえば、私、 たこ焼き をアテに日本酒を呑んだこともありますので、この組み合わせも違和感がないですね。
…と、このままではお酒の感想が少ないので、もう少し。
以前、鷹来屋 の純米酒を頂いたこともありますが、なんといいましょうか。
素人の思い込みになってしまうのですが、杜氏さんのお酒造りの姿勢といいましょうか、お酒にその姿勢が表れているような印象を受けますね。
丁寧に造られてて呑みやすく、でも、どこか、きらりとした印象を受ける…というか。
やはり個人的に、九州の日本酒には魅力を感じる部分が多いような気がしてます。
郷土愛がありますので多少贔屓目に見ている部分もあるかもしれませんが、ここ10年間は目を離さない方がいいかもしれない…と書いておきますね。
…ということで、今回はここまでとなります。
次回は、燗酒にチャレンジしてみたいと思っています。
それでは皆様、ご機嫌よう~
- 鷹来屋 五代目 純米吟醸 若水 ひやおろし
- 原材料名:米、米麹
- アルコール分:16.5度
- 原料米:山田錦・自家栽培若水
- 精米歩合:麹50%掛米55%
- 使用酵母:協会 9号
- 酸度:1.4
- 日本酒度合:+4
- 浜嶋酒造合資会社
- 住所:〒879-6643 大分県豊後大野市緒方町下自在381
- 電話番号:0974-42-2216
- FAX:0974-42-3090
- 公式サイト:http://www.takakiya.co.jp/
辨天娘 槽汲割水瓶燗 純米・燗酒 [日本酒]
どうも。蓮子です。
少々前になるのですが、度々お世話になっている 田舎乃銘酒処 久山酒店 (福岡県糟屋郡久山町)にお伺いした際、燗酒でおいしく頂ける日本酒を教えて貰ったので、今回、紹介したいと思います。
太田酒造場 (鳥取県八頭郡)の 辨天娘 槽汲割水瓶燗 純米 になります。
このお酒は、冷やして呑むのではなく、燗酒として呑む日本酒…だそうです。
裏のラベルにも「お燗をして、食中酒としてお楽しみ下さい。」と書かれており、熱燗(50度前後 or 60度前後)以上の温度帯がオススメらしいです。
細かい話ですが、上燗って 45度前後 だと思っていましたが、60度前後が正しいんでしょうかね…。詳しい方、ご教授頂けたらうれしいです。
私の認識では、日本酒は「冷やして呑むも良し、温めて呑むも良し、常温で呑むも良し」といろいろな温度帯で楽しめるお酒だと思っていたのですが、中には熱燗でこそ楽しめる日本酒…というのもあるんだな...と少々驚きました。
ちなみに…ですが。
H19BY の BY は、Brewer Year(ビュルワー・イヤー)の略だそうで、お酒が醸造された年度(通常、その年の 7月 1日~翌年 6月30日まで)を意味するそうです。
ですので、H19BY となると、平成19年 7月 1日~平成20年 6月30日に醸造されたお酒…ということになるかと。(あまり自信がなかったりして…。)
さて。
それでは、いつものように湯煎します。
酒かん計 で温度のチェックしつつ…。
今回は 60度前後 でチャレンジしてみたいと思います。
▲指にフォーカスしてしまった為、利き猪口がボケボケに…。
熱々の徳利から、利き猪口へ…。
色は薄い琥珀色で、ツンとした香りがします。
ひとくち呑んでみると、やわらかい口当たり と すっきりとした味わい で、呑みやすいお酒だな…と思いました。
さぁ、今回のアテ(つまみ)は、 ハラミの焼肉 になります。
味付けされたお肉をキャベツと炒めてみました。
タレの風味が強く、そこそこ肉厚なので、これ単品でもおいしいのですが、人によっては臭みが気になるかもしれません。
そこで、今回のお酒と一緒に食べてみると…。
タレの風味は若干抑えられる形になりますが、お肉の臭みは消え、ほんのりとお酒の味わいも楽しめました。
ひょっとすると、このお酒は味の濃いお鍋とかと相性がいいかもしれませんね。
これからの季節にもぴったりな一本だと思います。
なお、あくまでもこのお酒は 燗酒 で楽しまれた方が良いと思います。
個人的には、常温ではあまり楽しめなかったので。
それでは、今回はここまでとなります。
次回更新まで、皆様、ご機嫌よう~
- 辨天娘 槽汲割水瓶燗 純米
- 原材料名:米、米麹
- 精米歩合:65%
- 日本酒酒度:+9度
- アルコール分:15度以上16度未満
- 容量:720ml
- 製造元:太田酒造場
- 太田酒造場
- 住所:〒680-0701 鳥取県八頭郡若桜町若桜1223-2
- 電話:0858-82-0611
- FAX :0858-82-0612
- 公式サイト:http://www1.ocn.ne.jp/~bentenmu/
繁枡 特別純米酒 ひやおろし・燗酒 [日本酒]
どうも。蓮子です。
前回 に引き続き、今回も 高橋商店 (福岡県八女市)の 繁枡 特別純米酒 ひやおろし を紹介したいと思います。
さて、今回から燗酒の際には 酒かん計 を利用して温度を確認しつつチャレンジしてみたいと思います。
これは、 倉重酒店 で 繁枡 特別純米酒 ひやおろし を購入した時に見かけたので、一緒に購入しておいたのです。
正直に言うと、今までは感覚的に ぬる燗 とか 熱燗 といっていました。
申し訳ないです。
さて、使い方ですが、至って簡単。
湯煎する際、徳利に酒かん計をさすだけでOKです。
数分ほど待つと、徳利内の温度が上がっていきます。
ちなみに、Wikipedia の日本酒ページ 温度の表現(飲用温度) を参照すると、各温度帯の名称は下記の通りとなるそうです。
…となると、上記画像の場合は、 上燗 ということになりますね。
今回は 熱燗 (酒かん計 では、のみごろ)になった時点で、利き猪口にお酒を注ぎます。
温められたことにより匂いが強くなって、ツンとした香りが鼻腔を刺激しますね。
色は 薄い琥珀色 で、ひとくち呑んでみると、辛さも増していて少々舌にピリピリきますね。
でも、味わいが丸くなっているので、呑みやすくなっているのは確かです。
さて、今回のアテ(つまみ)は、 焼きそば です。
ソースの香りが強いのですが、お酒と一緒に頂くとお酒の香りと中和されるので、すっきりと頂けますね。
そして、今回はもう一つ。
ハラミの焼き肉 になります。
味付きだったので、焼いただけの状態ですが、タレの香りが食欲をそそります。
厚みがあるハラミですが、人によってはちょっと匂いに癖を感じるかもしませんけど、お酒と共に頂くとお酒が臭みを包んでくれて、かつ、おいしさを増してくれるので、楽しく食べることが出来ます。
いや~、今回も楽しませて頂いたのですが、1,050円という価格は魅力的ですね。
それでは今回はここまでとなります。
次回はどの日本酒を紹介しようかな?
ではでは、皆様、ご機嫌よう~
前回 に引き続き、今回も 高橋商店 (福岡県八女市)の 繁枡 特別純米酒 ひやおろし を紹介したいと思います。
さて、今回から燗酒の際には 酒かん計 を利用して温度を確認しつつチャレンジしてみたいと思います。
これは、 倉重酒店 で 繁枡 特別純米酒 ひやおろし を購入した時に見かけたので、一緒に購入しておいたのです。
正直に言うと、今までは感覚的に ぬる燗 とか 熱燗 といっていました。
申し訳ないです。
さて、使い方ですが、至って簡単。
湯煎する際、徳利に酒かん計をさすだけでOKです。
数分ほど待つと、徳利内の温度が上がっていきます。
ちなみに、Wikipedia の日本酒ページ 温度の表現(飲用温度) を参照すると、各温度帯の名称は下記の通りとなるそうです。
名称 | 温度 |
---|---|
飛び切り燗 | 55度前後 |
熱燗 | 50度前後 |
上燗 | 45度前後 |
ぬる燗 | 40度前後 |
人肌燗 | 37度前後 |
日向燗 | 33度前後 |
冷や | 常温 |
涼冷え | 15度前後 |
花冷え | 10度前後 |
雪冷え | 5度前後 |
…となると、上記画像の場合は、 上燗 ということになりますね。
今回は 熱燗 (酒かん計 では、のみごろ)になった時点で、利き猪口にお酒を注ぎます。
温められたことにより匂いが強くなって、ツンとした香りが鼻腔を刺激しますね。
色は 薄い琥珀色 で、ひとくち呑んでみると、辛さも増していて少々舌にピリピリきますね。
でも、味わいが丸くなっているので、呑みやすくなっているのは確かです。
さて、今回のアテ(つまみ)は、 焼きそば です。
ソースの香りが強いのですが、お酒と一緒に頂くとお酒の香りと中和されるので、すっきりと頂けますね。
そして、今回はもう一つ。
ハラミの焼き肉 になります。
味付きだったので、焼いただけの状態ですが、タレの香りが食欲をそそります。
厚みがあるハラミですが、人によってはちょっと匂いに癖を感じるかもしませんけど、お酒と共に頂くとお酒が臭みを包んでくれて、かつ、おいしさを増してくれるので、楽しく食べることが出来ます。
いや~、今回も楽しませて頂いたのですが、1,050円という価格は魅力的ですね。
それでは今回はここまでとなります。
次回はどの日本酒を紹介しようかな?
ではでは、皆様、ご機嫌よう~
- 繁枡 特別純米酒 ひやおろし
- 原材料名:米、米麹
- 精米歩合:60%
- アルコール分:15度以上16度未満
- 容量:720ml
- 製造元:高橋商店
- 高橋商店
- 住所:福岡県八女市本町2-22-1
- 電話:0943-23-5101
- 公式サイト:http://www.shigemasu.co.jp/
繁枡 特別純米酒 ひやおろし・花冷え [日本酒]
どうも。蓮子です。
先日、 倉重酒店 へお伺いした際に、このお酒を店長さんから勧めて頂いたので購入しました。
冷蔵庫で冷やされた状態だった為、今回は 花冷え (10度前後)でチャレンジしてみたいと思います。
ぱっと見た感じでは、 クラシック純米ラベル っぽいですけど、瓶の前面に ひやおろし と書かれているので、違うことが分かりますね。
裏面を見てみると、「蔵の原点を見つめ直した福岡・八女の酒」と書かれていますね。
一体、どういう味わいなんでしょう。
では、早速、利き猪口にお酒を注ぎます。
色はほのかに琥珀色で、香りはほとんどしないですね。
ひとくち呑んでみると、ほんのり甘く、喉越しもすっきり…で、非常に呑みやすい純米酒ですね、これは。
さて、今回のアテ(つまみ)は、 つぼ鯛の味醂干し です。
焼きたては、ほんのりと甘い香りと香ばしい香りが食欲を刺激してくれます。
ひとくち先に食べて見ると、みりんの甘さと魚の旨みが口に広がって、とってもおいしいです。
この後、もうひとくち食べて、それからお酒を呑んでみました。
味醂干しの甘さはおさえられますが、魚自体の旨みは損なわれることなく、おいしく頂けますね。
もくもくと身をつまんで、お酒と一緒に食べていたら、あっという間にこの状態へ。たはは。
少々物足りないこともあり、もうひとつ用意しました。
定番の にくじゃが です。
にくじゃが も元々甘いのですが、お酒と一緒に頂いてみるとすっきりとした味わいとなり、これも料理とお酒が進んでしまう組み合わせとなりました。
お店によっては価格が若干異なるかもしれませんが、私は 1,050円 で購入しました。
この値段でとても呑みやすく、食中酒としても楽しめたので、とってもお得な感じがしました。
それでは、今回はここまでとしたいと思います。
次回は、燗酒にチャレンジしてみようと思います。
それまで暫しのお別れです。皆様、ご機嫌よう~
- 繁枡 特別純米酒 ひやおろし
- 原材料名:米、米麹
- 精米歩合:60%
- アルコール分:15度以上16度未満
- 容量:720ml
- 製造元:高橋商店
- 高橋商店
- 住所:福岡県八女市本町2-22-1
- 電話:0943-23-5101
- 公式サイト:http://www.shigemasu.co.jp/
上喜元 特別純米酒 生もと造り・燗酒 [日本酒]
どうも。蓮子です。
酒田酒造株式会社 (山形県酒田市)の 上喜元 特別純米酒 生もと造り も早いもので今回で 三回目 となります。
最後は、燗酒 でチャレンジです。
湯煎すること数分後。
温められた徳利(結構熱いんですよ、これ)から、利き徳利 にお酒を注ぎます。
写真でもお分かり頂けるかと思いますが、うっすらとした琥珀色ですね。
温めたことにより より凜とした 香りの中に、独特な渋み…がします。
まず、ひとくち呑んでみると、お酒の香りが鼻からいっきに抜けていき、舌に少々刺激を感じました。
ふたくち目からは舌も慣れたのか、全体的に丸くなったお酒の味わいを感じることが出来ましたね。
では、今回のアテ(つまみ)は、 フライ&天ぷら となります。
まず、エビフライにタルタルソースをかけて、ひとくち味わった後にお酒を呑んでみました。
すると、プリっとしたエビの食感と衣のサクサク感がお酒の風味にマッチして、美味しく頂けました!
次は、豚バラ巻きのフライに、ソースをちょっと垂らしてみました。
エビフライ同様に、ひとくち味わった後にお酒を呑んでみると…。
グルグル…と巻かれた豚肉から肉汁が、ジュワ~としみ出してくるのですが、その脂っぽさをお酒の風味が綺麗に包んでくれて、すっきりとした状態で頂けます。
うんうん、おいしい。
さて、次は天ぷらになりますが、さすがにソースはかけないので、別皿に ポン酢 入れて準備してみました。
ピーマンの天ぷらをポン酢にちょっとつけて…。
それから、ひとくち味わった後にお酒を呑んでみましたが、ポン酢ですっきりとした味わいになっているのですが、そこにお酒の風味が加わると、違った感じでおいしく頂けますね。
続いて、ピーマンの天ぷらも…。
やはり、ピーマン同様、素材がシンプル かつ ポン酢の風味も生かしつつ、お酒のアピールも控えめに感じられる…そんな感じですね。
一通り食べた後は、残ったフライト天ぷらを好きなように突きつつ、お酒もチビチビと呑む…というサイクルへ。
あっという間に完食。
はぁ~。ごちそうさまでした!
ぃゃ~。おいしく頂けるというのは、 とても幸せなこと ですね。
感謝感謝です
このお酒は、いろいろな温度帯でもそれぞれに楽しめる素敵な日本酒ですね。
福岡や佐賀、大分の日本酒とは違った意味で楽しめた一本でした。
皆さんもぜひ呑まれてみては如何でしょうか?
ではでは、今回はこれにて終わりたいと思います。
次回更新まで、皆様、ご機嫌よう~
- 上喜元 特別純米酒 生もと造り
- 精米歩合:美郷錦 60%
- 原材料名:米、米麹
- アルコール分:15度以上16度未満
- 容量:720ml
- 製造元:酒田酒造株式会社
- 酒田酒造株式会社
- 住所:〒998-0037 山形県酒田市日吉町2-3-25
- 電話:0234-22-1541
- FAX:0234-22-1542